「同じカードを3枚揃えたら、即座に伏せるだけ」。でも油断は禁物、タイミングを逃せばゾンビ決定!?
「ゾン噛まPARTY」は、2024年に放送された「かまいたちの掟」でも紹介され、芸人たちの爆笑リアクションと白熱のプレイが話題になりました。
今回は、そんな「ゾン噛まPARTY」の魅力を紹介していきます!

定価 | 1880円(税込) |
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プレイ人数 | 3〜6人 |
プレイ時間 | 5秒〜5分 |
対象年齢 | 8歳〜 |
発売時期 | 2017年3月 |
販売元 | ケンビル |
ゲームジャンル | カードゲーム |
デザイン | 丸田公将 |
ゲームの目的
「山札から1枚引いて1枚捨てる」、この流れを繰り返して同じ種類の細胞カードを3枚揃えることを目指します。
3枚同じ種類のカードを揃えたプレイヤーはいつでも手札を伏せることができ、それに気づいたプレイヤーは、手札が揃っていなくても手札を揃えることができます。こうして最も手札を伏せるのが遅かったプレイヤーが敗北です。
内容物(コンポーネント)
- 細胞カード:35枚(7種類×5枚)
- 万能細胞カード:3枚
- 睡眠薬カード:2枚
- 逆転の発想カード:2枚

スリーブサイズ
- カードサイズ:63mm×88mm(スタンダードサイズ)
- 枚数:42枚
ゲームの準備
全員にカードを3枚ずつ配り、残ったカードは裏向きにしてテーブルの中央に置きます。
手札が隠れてしまわないように、カードはテーブルの上に立てて置き、全員が見えるようにします。

ルールブックでは上の持ち方を推奨していますが、ゲームに支障が出ないければ、どんな持ち方でも問題ありません。
適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
最短数秒程度で終わることもあるので何度か繰り返すことになると思います。その場合は、負けた人がスタートプレイヤーとなります。
ゲームの進行
①カードを引く
手番プレイヤーは、山札からカードを1枚引き手札に加えます。その後手札から1枚を選び、自分の前に捨て札として出します。
「睡眠薬」や「逆転の発想」のカードを捨てた人は、その効果を適用します。

※捨て札は公開情報です。過去に捨てられたカードも見えるように少しずつずらして置いて下さい。
②3枚のカードを揃える
①を順番に繰り返し、同じ種類の細胞カード3枚を揃えることを目指しますが、誰も揃わずに山札がなくなった場合は、全員のカードを集めて新しいゲームを始めます。
①脱出する(手札を伏せる)
手札に同じ細胞カードが3枚揃った場合、脱出フェイズに移行できます。好きなタイミングで極力他のプレイヤーに気付かれないように手札を伏せて下さい。
※自分の手番以外でも好きなタイミングで手札を伏せることができます

②他のプレイヤーが脱出する(手札を伏せる)
他のプレイヤーが手札を伏せていることに気付いたら、自分の手札が揃っていなくても手札を伏せることができます。この時もなるべく他のプレイヤーに気付かれないように伏せて下さい。

STEP1~2を時計回り順に繰り返し、手札を伏せるのが一番遅かった人が敗者です。この時、一番最初のプレイヤーは手札を公開して自分の手札が揃っていることを証明して下さい。もし揃っていなかった場合は、最初に手札を伏せたプレイヤーの敗北です。
続けてプレイする場合は、敗者となったプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
- 手札を伏せるのが最も遅かったプレイヤーが複数人いる場合は、それ以外のプレイヤーの多数決で決定します。
多数決でも決定しない場合は、そのプレイヤーのみを勝敗判定対象として、全員でサドンデスゲームを行います。 - 手札が揃っている状態でも、他のプレイヤーの方が手札を伏せるのが早い場合は敗北となります。
ゲームのコツ
ゲーム中はいつ誰が手札を伏せるかわかりません。ゲーム中は、常に相手の様子を観察しましょう。
自分の手札が揃ったタイミングでは、ついつい油断しがちですが、他のプレイヤーも揃っている可能性があるということを頭に入れておきしょう。
会話がないと伏せるタイミングが簡単にわかってしまします。
とにかく会話をして相手の隙をつくことを意識しましょう。
レビュー
- 簡単ルールでかなり盛り上がる。お酒があると更に盛り上がる。
- 自分が揃ったときの、ゲームの勝敗を握っている感じが楽しい。
- 好きな人は好きな空気感がある。
- 恋愛話や怖い話など、ちょっとした会話と同時に進行することで、難易度の調整が可能。
- 拡張をいれることで、プレイ人数の増加、特殊カードの追加など、遊びの幅が広がる。
- コンパクトで持ち運びがしやすい。
- 基本ルールのみだと簡単すぎる。会話をしながらやお酒を飲みながらがベスト。
- 反射神経ゲームなので、苦手な人がいる。
- カードを伏せることが重要なゲームなので、手札の持ち方に多少制限がある。
まとめ・感想
「ゾン噛まPARTY」は、本気の反射神経と集中力が試されるスピード系カードゲームです。
誰でも遊べるルールなのに、毎回の展開が白熱必至で、伏せるタイミングひとつで、ゲームの展開がガラッと変わります。
特にお酒の場やお泊り会の深夜など、少し頭が回らなくなってきた場面での活躍は間違いなく、普段ならしないミスが連発し終始笑いが耐えません。
是非遊んでみてください。

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