「砂時計が次々と落ちていく…。」
焦りの中で、仲間と声を掛け合いながら凧を空に飛ばし続けるゲーム「カイト」は、リアルタイムで進行する協力型カードゲームです。
カードを出す手は止められず、会話も止められない。
プレイ中は常に緊張感が途切れず、「気づいたら全員前のめり」になってしまいます。
今回は、そんな「カイト」の魅力を紹介していきます!
| 定価 | 3300円(税込) |
|---|---|
| プレイ人数 | 2~6人 |
| プレイ時間 | 約10分 |
| 対象年齢 | 10歳以上 |
| 発売時期 | 2023年6月15日 |
| 販売元 | アークライトゲームズ |
| デザイン | Kevin Hamano |
ゲームの目的
いずれかの砂時計の砂が落ちきる前に、できるだけ多くのカードをプレイすることが目的です。
自分の番ではカードを1枚プレイし、対応する色の砂時計をひっくり返します。全員で協力して凧を空に飛ばし続けましょう。
1本でも砂時計が落ちきった瞬間、ゲームは即終了です。

内容物・コンポーネント
- 砂時計:6本
- 凧カード:53枚
- ハードモードカード:12枚


スリーブサイズ
- カードサイズ:57mm×89mm(アメリカンサイズ)
- 枚数:65枚
ゲームの準備
6つ全ての砂時計を片方に砂が落ち切っている状態にし、机の上に横倒しにして置いておきます。

全ての凧カードをシャッフルし、プレイ人数に合わせて各プレイヤーに配ります。
残ったカードは全員が手の届きやすい場所に置いておきます。手の届きにくい場合は、2.3分割にしても大丈夫です。
※この段階では、まだカードを確認してはいけません。
| プレイ人数 | 手札枚数 |
|---|---|
| 2人or3人 | 5枚 |
| 4人 | 4枚 |
| 5人or6人 | 3枚 |

最も最近凧を飛ばした人がスタートプレイヤーです。
ゲームの進行
スタートプレイヤーが白い砂時計を立ててゲームスタートです。この瞬間からゲームはリアルタイムで進行します。

ゲームが開始した時に初めて手札の内容を確認することができます。
親から時計周りに手番を行います。手札の中からカードを1枚プレイし、対応する色の砂時計をひっくり返します。(倒れている砂時計は代わりに立てます。)
※プレイしたカードのアイコンが1種類の場合、代わりに白い砂時計をひっくり返すことができます。


砂時計をひっくり返したら山札からカードを1枚引き、次のプレイヤーの手番になります。
ゲームが終わるまでこの流れを続けます。


カードのプレイは、間髪入れずにできるだけスピーディーに行ってください。
いずれかの砂時計が落ち切った時点でゲーム終了です。
全ての山札がなくなったらゲームはフィナーレ(最終局面)を迎えます。フィナーレでは手札を補充しませんが通常通りカードをプレイしていきます。
フィナーレとなった時点で、白い砂時計をひっくり返すことができなくなり、残されたゲーム時間が決まります。
プレイヤーは、残された時間で出来る限り多くの手札をプレイすることを目指してください。


以下のいずれかの条件を満たしたときにゲームは終了します。
- プレイヤー全員が手札を出し切った。
- いずれかの砂時計が落ち切った。
残った全ての手札と山札の枚数を合計し、下の表を参考に達成度を確認してください。
| 残カード枚数 | 達成度 |
|---|---|
| 0枚 | 皆が腰を抜かすほど素晴らしい凧あげでした。完全勝利です! |
| 1〜6枚 | 凧は空高く舞い上がりました。でも、もっと頑張れますよね? |
| 7~15枚 | 人々を多少喜ばせることはできました。また挑戦しましょう。 |
| 16~20枚 | あなたがたの高い目標に少しずつ近づいてはいますが、まだまだです。 |
| 21~39枚 | そよ風しか吹かず、ウォーミングアップにしかなりませんでしたね。 |
| 40~60枚 | 無風状態でどうにもなりませんでした。 |
バリエーションルール
ウォーミングアップ
通常モードで難しい場合は、このルールを採用してみてください。
ウォーミングアップでは、紫とオレンジの砂時計とそれらのアイコンが含まれるカードを取り除きます。


ハードモード
ハードモードでは、ハードモードカードの一部または全部を混ぜて遊ぶことができます。
通常よりも難しくなる為、慣れてきたころに挑戦するのがオススメです。
- セットアップの変更
-
全ての凧カードをシャッフルして通常通りに手札を配った後、今回使用するハードモードカードを山札に加えてシャッフルします。


- 「嵐が来るぞ!」カード
-
「嵐が来るぞ!」を引いた場合、直ちにそのことを他のプレイヤーに宣言します。


このカードを引いた場合、次の手番で必ずプレイしなければいけません。
「嵐が来るぞ!」をプレイした時、そのプレイヤーが全ての砂時計をひっくり返します。※「嵐が来るぞ!」をプレイしたら、フィナーレであっても白い砂時計をひっくり返します


- 「からまった!」カード
-
「からまった!」カードを引いた場合、そのことを他のプレイヤーに話してはいけません。


このカードを引いた場合、次の手番で必ずプレイし「からまった!」と宣言しなければいけません。
「からまった!」と宣言されたら、全てのプレイヤーが以下のことを行います。- 手札を1枚左隣のプレイヤーに渡す。
- 手札を1枚右隣のプレイヤーに渡す。


- 「飛行機だ!」カード
-
「飛行機だ!」カードを引いた場合、そのことを他のプレイヤーに話してはいけません。


このカードを引いた場合、次の手番で必ずプレイし「飛行機だ!」と宣言しなければいけません。
「飛行機だ!」と宣言されたら、宣言したプレイヤーが次のカードをプレイするまで一切会話することができません。※複数の「飛行機だ!」がプレイされた場合、全ての「飛行機だ!」が隠れるまで喋ることができません。
※「飛行機だ!」の効果中は喋ることができないので、他のハードモードカードの宣言ができません。その場合でも通常通り処理は行います。

ゲームのコツ
「赤がヤバい!」「次、青お願い!」など、会話が超重要です。
考えすぎると時間が致命的に足りなくなります。
白い砂時計は、使いどころを誤ると後半が一気に苦しくなります。
計画的にひっくり返しましょう。
レビュー
- リアルタイム協力ゲームとしての完成度が非常に高い。
- 説明が簡単で、初めて遊ぶときでも間違いなく盛り上がる。
- 会話が自然に生まれるので、協力感が強い。
- 短いプレイ時間で十分に満足できる。
- 「砂時計が落ちきらないか」という緊張感が楽しい。
- ハードモードカードを入れると、また違った楽しみ方ができる。
- プレイ人数は2〜6人だが最低でも3人、できれば4人以上のほうが盛り上がる。
- 事前にしっかり配置しておかないと、ゲーム中に混乱しやすい。
- じっくり考えたいタイプの人には向かない。
まとめ・感想
「カイト」は、「協力」と「時間制限」の楽しさを極限までシンプルに詰め込んだゲームです。
カードを出すたびに砂時計を見て、砂時計を見るたびに仲間と声を掛け合う。その一体感こそが、このゲーム最大の魅力だと感じました。
短時間で盛り上がる協力ゲームを探している方には、自信をもってオススメできる一本です。
私も好んでプレイしていますが、盛り上がらなかったことが1度もないくらいには楽しい作品だと思います。
是非遊んでみてください。



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