ハゲタカのえじきは、1998年に発売して以降長らく人気のボードゲームです。
今回は、ハゲタカのえじきのルールを簡単に紹介していきます!
定価 | 1800円(税込) |
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プレイ人数 | 2〜6人 |
プレイ時間 | 約15分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売時期 | 1988年 |
販売元 | メビウスゲームズ |
ゲームジャンル | カードゲーム |
ハゲタカのえじきルール説明
−5〜10点の計15枚のハゲタカカード(得点カード)を各プレイヤーで取り合い、最も多くの得点を稼いだプレイヤーの勝利です。
各プレイヤーには1〜15の数字カードが配られ、1枚を選んで場に出します。基本的には最も数字が大きいプレイヤーがカードを獲得することが出来ますが、マイナスのカードの場合は最も数字が低いプレイヤーがカードを獲得することになります。数字がかぶってしまった場合はカードを獲得出来ないので、注意が必要です。
上記の内容を15回繰り返し、得点の合計を競います。
内容物(コンポーネント)
- 数字カード:90枚(15枚×6種類)
- ハゲタカカード(得点カード):15枚(−5〜10点の計15枚)
ゲームの準備
色別に分かれた1〜15の数字カードをプレイ人数に応じて、各プレイヤーに配ります。
5人以下でプレイする場合は数字カードが余りますが、ゲームでは使用しないので箱に戻しておいて下さい。
※手札をシャッフルする必要はありません。15枚のカード好きな順番で手札として持ちます。
よくシャッフルした15枚のハゲタカカード(得点カード)をテーブルの中央など、各プレイヤーが確認しやすい場所に置きます。
ゲームの進行
ハゲタカカード(得点カード)の山札の一番上のカードを公開し、山札の横に置きます。
各プレイヤーは、自分の手札の中から任意の数字カードを選び、自分の前に伏せて出します。
全員が数字カードを選び終わったら、一斉に裏側のカードを公開します。
ハゲタカカード(得点カード)が1〜10の場合
全員の数字カードを確認し、最も数字が大きい人がハゲタカカード(得点カード)を獲得します。
ハゲタカカード(得点カード)が−1〜−5の場合
ハゲタカカード(得点カード)の数字がマイナスの場合、プラスの時とは逆に最も数字が小さい人がハゲタカカード(得点カード)を獲得することとなります。
こうして獲得したハゲタカカード(得点カード)は自分の前に表向きに置き、使用した数字カードは裏向きで置いておきます。
数字の大きなカードは、高得点のカードを取りに行くときにも必要ですが、マイナスのカードを獲得しないためにも必要です。
数字の大きなカードをどのタイミングで使用するかが、勝利の鍵です!
STEP1〜4までの流れを合計15回繰り返し、最も多く得点を稼いだプレイヤーの勝利です。
特殊ルール
特殊ルール①
いずれかのプレイヤーの数字がかぶった場合は、打ち消し合いとなりそのゲームではカードを獲得することができなくなります。
残りの数字を確認し、ハゲタカカード(得点カード)がプラスであれば、次に数字の大きい人がカードを獲得します。
ハゲタカカード(得点カード)がマイナスであれば、次に数字の小さい人がカードを獲得します。
特殊ルール②
全員のプレイヤーの数字がかぶった場合は、そのハゲタカカード(得点カード)は次のゲームへと持ち越し、次のゲームでは新しく公開したカードと合計2枚のカードを奪い合うことになります。
誰も取れない状況が連続すると、次に持ち越すカードが2枚、3枚と増えていきます。ただし、最後のゲームの場合は誰も獲得できずにゲーム終了となります。
ゲームのコツ
高得点カードは、どうしても激戦区になりがちです。
たとえば、15の数字カードを出してかぶってしまった場合は、カードを獲得することで出来ません。高い数字同士のかぶりを狙って9.10.11あたりの数字カードを出すか、いっそのこと高得点のカードは捨てて(1.2などの数字カードを出す)マイナス得点のカードの回避に使用するのも一つです。
記憶することが得意な人にオススメの戦略です。
他のプレイヤーが使用したカードを覚えておけば、残りの数字カード把握することが出来ます。場合によっては、必ず自分カードを獲得できるタイミングもあります。
とは言っても、なかなか全て記憶することは出来ません。その場合は14.15などの高い数字カードのみを覚えておくだけでも十分です。
友人やご家族と一緒にプレイする場合に特に有効な戦略です。
相手のことを知っているほど、どのカードを出してくるかの予想が立てやすいです。ただ、慣れてくるにつれて予想が立てづらくなるので、注意が必要です。
レビュー・まとめ
ハゲタカのえじきは、意外と奥が深いと感じました。
「いい点数のカードは欲しいけど、高い数字を出すとかぶるかな〜」みたいな駆け引きがあって、みんなとの心理戦が勃発します。「バッティングを狙って、あえて2番目を取りにいこう」なんてことを考えることもあります。
あえて何も考えずにカードを出したら、それがハマって勝ったりするのも、このゲームの楽しいところです。
知った人同士で遊ぶと、「やっぱりかー」「あえてそっちで来たか」など盛り上がりますし、逆に初めての人と遊ぶときには、「この人はこういう考え方か、なら次はこれを出そう」など、みんなの思考が分かってきます。
シンプルなルールで誰でもできるゲームですが、場面によっていろんな戦略を立てることができ、ボードゲーム初心者から経験者まで、誰でも楽しくプレイできます。
是非遊んでみて下さい!