大人気ボードゲーム「街コロ」の拡張セットとなるのが「街コロプラスシャープ」です。
新しい施設カードや要素が追加されることで、よりバリエーション豊かでダイナミックな街づくりが楽しめるようになっています。街コロファンにとっては見逃せない一品であり、基本セットや過去の拡張と組み合わせることで遊び方が無限に広がるのが魅力です。
今回は、そんな「街コロプラスシャープ」で追加された要素を紹介していきます!
定価 | 3200円(税込) |
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プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 約30分 |
対象年齢 | 7歳以上 |
発売時期 | 2025年6月2日 |
販売元 | グランディング |
デザイン | 菅沼正夫 |



旧版からの変更点
- 箱サイズが小さくなり、持ち運びしやすくなった。(スカスカだった中身もきれいにまとまるように)
- 「街コロプラス」と「街コロシャープ」が一つのセットになった。
- カードバランスの調整。
- カードサイズ、デザインの変更。

内容物(コンポーネント)
- ランドマークカード:10枚(2種類×5人分)
- 施設カード:128枚(各種6枚、大施設は各種4枚)

- カードサイズ:63mm×88mm(スタンダードサイズ)
- 枚数:138枚
拡張版の変更点
勝利条件の変更
①全てのランドマークの完成
拡張版の2つのランドマークを加えます。「駅、港、ショッピングモール、遊園地、空港、電波塔」の6つのランドマークを完成させると勝利です。

交通の要衝
拡張版の2つのランドマークを加え、「駅」は建設済みとし「電波塔」はゲームから取り除きます。
「駅」に加えて、「港、ショッピングモール、遊園地、空港」の4つのランドマークを完成させると勝利です。

サプライの変更
拡張版の施設を追加します。カードの右下には「+」「#」のマークが記載されており、それぞれの拡張の施設を意味しています。

「街コロシャープ」のカードは、上級者向けの効果が多いため、慣れないうちは「街コロプラス」のカードだけの追加をおすすめします。好きな施設を選んで加えることもできます。
追加ルール
施設の効果処理のタイミング
1回のダイスの目で、同じ色の複数の施設の効果が発生する場合は、その施設を所有するプライヤーが処理の順番を決めることができます。
休業
「ワイナリー」「清掃業」使われる新たな効果の追加されます。
休業になった施設の効果は無視します。本来、効果が発生するタイミングになったときに休業状態から通常状態に戻します。
休業状態の施設は、わかりやすいように横向きで置いておきます。
全施設の紹介
街コロプラス
ランドマーク | ||
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施設(1~6) | ||
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施設(7〜13) | ||
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大施設 | ||
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街コロシャープ
施設(1~6) | ||
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![]() | ![]() |
施設(7〜14) | ||
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大施設 | ||
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レビュー
- 基本セットを遊び飽きた人には、かなりおすすめの拡張。
- 複雑な変更点等はほとんどなく、単純に施設の種類が増えてリプレイ性が増す。
- ユニークな効果の施設も多く、ボードゲーム慣れした人でも楽しめる。
- ランドマークの数が増えるので、プレイ時間が少し伸びる。
- 単純に施設数が増えたので、初めての人は慣れるまで大変。複雑な効果も多いので、初心者と遊ぶ場合に注意が必要。
- 基本セットと同様、値段が少し高い。
まとめ・感想
「街コロプラスシャープ」は、街コロの魅力をさらに引き出す拡張セットです。
新しい施設によって戦略性が高まり、遊ぶたびに異なる展開でリプレイ性も抜群です。複雑なルールの追加はなく、カードプールの増加がメインの拡張なので、街コロをより深く楽しみたい人には必須の拡張と言えます。
街コロを遊び尽くしたと思っていた方も、この拡張を加えれば新鮮な気持ちで再び街づくりを楽しめます。基本セットを持っている方には強くおすすめします!!
是非拡張を加えた街コロを遊んでみてください。



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