色を“重ねて作る”というユニークなシステムが魅力のボードゲーム「かさねイロ」。カラフルなタイルを重ねたり並べ替えたりして、素早くお題カードの配置を再現するスピード系パズルです。
カラータイルをパッと見ただけでは完成形が分からず、「あれ?この色はどう作るんだ!?」と慌てながら手を動かすドキドキ感がたまりません。
スピード勝負の爽快感と、配色を考えるパズル性を両立した完成度の高いゲームです。
今回は、そんな「かさなイロ」の魅力を紹介していきます!
| 定価 | 2750円(税込) |
|---|---|
| プレイ人数 | 2~4人 |
| プレイ時間 | 約10~15分 |
| 対象年齢 | 5歳以上 |
| 発売時期 | 2025年5月 |
| 販売元 | GEO GAMES |
| デザイン | Sato Toshiki GEO GAMES |
| イラスト | Kumiko Fukatsu |
ゲームの目的
6枚のカラ―タイルを使い、お題カードの色配置と同じ形になるように、いち早く並べ替えることが目的です。
カラータイルを重ねたり移動させたりして正しく完成させたプレイヤーがお題カードを獲得し、カードを3枚集めた人が勝利となります。

内容物・コンポーネント
- カラータイル24枚(6枚×4セット)
- お題カード50枚
- 布4枚

ゲームの準備
カラータイルと布を受け取り、手元に並べておきます。

お題カードをシャッフルし、各プレイヤーが見えやすい位置に置きます。

適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
ゲームの進行
スタートプレイヤーはお題カードの山から1枚めくり、公開します。その後、各プレイヤー手元のカラータイルを使っていち早くお題通りに並べます。

- カラータイルの重ね方
-
- カラータイルは2枚まで重ねる事ができ、3枚以上は重ねられません。半分だけ重ねることも可能です。

- 単色と混色
-
- 単色の場合、同じ色2枚を重ねることができます。
- 混色の場合、重ねる順番によって多少色が異なりますが、同じものとして扱います。

- その他
-
- カラータイルは必ず6枚ずべて使います。
- 並べ方はどの方向から見た配置でも構いません。
お題を完成したプレイヤーはお題カードにタッチします。その後、お題通りできているか全員で確認し、正しく完成していればお題カードを獲得できます。
カードを獲得したプレイヤーが次のお題カードを公開します。
※間違えていた場合、そのプレイヤー以外のプレイヤーでゲームを再開し、正しく完成させたプレイヤーがお題カードを獲得します。

誰かがお題カードを3枚獲得したらゲーム終了です。そのプレイヤーが勝者となります。

ゲームのコツ
「ピンク+青=紫」「ピンク+黄色=オレンジ」「青+黄色=緑」の3種類を覚えておけばOK。
慣れてくると全員完成できるので、あとはスピード勝負になります。
最初に、タイルを使いやすいように並べておくのがポイントです。
スピードも大事ですが、1つのミスが命取りです。
レビュー
- ほとんど説明不要の簡単ルールで、誰でも遊ぶことができる。
- 混色の理解、図形認識、スピード判断が鍛えられ、知育としても優秀。
- タイムアタック方式にすることで、1人でも遊ぶことができる。
- 見た目がカラフルで綺麗かつ可愛い。
- ただ色を並べるだけではなく、重ねて作るという独特のパズル感がクセになる。
- 大人同士の白熱したスピード勝負で盛り上がる。
- タイルがやや滑りやすい。
- 照明環境によって色が見分けずらい場合がある。
まとめ・感想
「かさねイロ」は、色の重なりから新しい色を生み出すというユニークなシステムのパズルゲームです。
遊んでみると、色の配置をどう完成させるか考える時間と、完成に気づく「ひらめき」の瞬間がとても気持ち良く、何度も遊びたくなる中毒性があります。
子どもの知育ゲームとしても役立ち、大人はスピードパズルとして楽しめる、対象年齢の幅がとても広いファミリーゲームです。
是非遊んでみてください。




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