「白熱のダイスバトルはいかが?」
ダイスゲームの王道とも呼べる「ストライク」は、シンプルなルールながら手に汗握る展開があり、初心者からボードゲーム上級者まで夢中になれる、まさにパーティーゲームの定番です。
今回は、そんな「ストライク」の魅力を紹介していきます!
定価 | 2750円(税込) |
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プレイ人数 | 2〜5人 |
プレイ時間 | 約15分 |
対象年齢 | 8歳以上 |
発売時期 | 2021年3月 |
販売元 | ラベンスバーガー |
ゲームジャンル | ダイスゲーム |
ゲームの目的
ダイスの目を揃えると回収することができ、最後の一人になるまでダイスを使い切らないようにするのが目的です。
攻め時と引き際の見極めが肝心で、勝ち残るには運だけではなく実力も試されます。

内容物(コンポーネント)
- ダイス×26
- アリーナ・マット(箱自体)×1

ゲームの準備
アリーナを各プレイヤーの真ん中に置き、プレイ人数に応じた数のダイスを配ります。
プレイ人数 | ダイスの数 |
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2人 | 8個 |
3人 | 7個 |
4人 | 6個 |
5人 | 5個 |
余ったダイス1つをアリーナの中に振り入れます。
※バツが出た場合は、再度振り直します

ゲームの進行
最年長のプレイヤーから時計回りに、サイコロを1つ振り入れます。この時、サイコロを普通に入れてもいいですし、アリーナの壁に当てて弾かせたり、サイコロに直接当ててサイコロの出目を変えたりしても構いません。

ダイスの目が揃うまで繰り返してもいいですし、揃う前に中断しても構いません。


ストライクのダイスは1が✕マークになっていて、✕マークが出た場合はすぐにゲームから取り除きます。
そのダイスは、今後このゲームでは使用しません。
2つ以上同じで出目が出た場合、揃ったダイスを回収して、次のプレイヤーの番になります。複数の出目が揃った場合は、それら全てを回収します。


全てのダイスの出目が揃った場合は、全てのダイスを回収します


自分の番でアリーナにダイスがない場合、そのプレイヤーの手持ちのダイスすべて得をアリーナに振り入れます。
同様に出目が揃った場合は回収し、✕マークが出た場合は取り除きます。


手持ちのダイスがなくなったプレイヤーから脱落し、最後までダイスを持っていたプレイヤー一人が勝者となります。
トーナメントルール
トーナメントルールでは、一人の手持ちのダイスがなくなった時点で終了となり、各自持っているダイス分の得点を得ます(ダイス3個なら3点)。
人数分のゲームを行い、最後に得点が最も多い人が勝利です。
ゲームのコツ
自分以外のプレイヤーのダイスの数を把握して、攻め時を見極めることが大切です。
一発逆転を狙いたい気持ちは分かりますが、生き残るという意識の方がうまくいくことが多いです。
アリーナのダイスが一個の時は、次のプレイヤーの「オール・イン」を狙うチャンスです。
積極的に狙っていきましょう。
レビュー
- 2~5分程度で終わり、隙間時間にちょうどいい。ゲーマーの休憩にもピッタリ。
- とにかく簡単で、ほとんど説明が要らない。
- 箱がそのままアリーナになる設計が素晴らしい。
- リスク回避ですぐにやめたり、一か八かで勝負をしたりと、運と実力のバランスが丁度いい。
- 思わぬ逆転劇が頻繁に起き、何度やっても盛り上がる。
- 観戦しているだけでも楽しいゲーム性。
- 慣れてくるとうまく壁を使ってサイコロを弾いたり、意外と極め甲斐がある。
- アリーナが薄いプラスチック製なので、あまり勢いよくダイスを当てると凹んだりする可能性がある。
- 運要素が強いゲームなので、物足りなさを感じる人もいる。
まとめ・感想
「ストライク」は、ダイスを投げるだけのシンプルなゲームに見えて、心理戦や駆け引きが意外と奥深い名作です。
運要素は強めですが、出目による一喜一憂や脱落寸前からの大逆転など、短い時間でドラマがぎゅっと詰まっています。ルールの簡単さと盛り上がりやすさから、場面を選ぶことなく活躍すること間違いなしです。
「とりあえず1回やってみよう」で始まって、気づけば何戦も遊んでしまう中毒性があります。
ちょっとした時間で、間違いなく盛り上がる。それが「ストライク」です。
是非遊んでみてください。
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