だるまあつめは、横取り、チキンレース、バーストの要素を含んだお手軽なゲームです。
正月など、親戚が集まる機会にちょうど良いゲームで、ボードゲームではお馴染みのライナー・クニツィアがデザインを手掛けています。
今回は、だるまあつめのルールを簡単に説明していきます！
ポチップ
| 定価 | 2420円（税込） |
|---|---|
| プレイ人数 | 2〜6人 |
| プレイ時間 | 約20分 |
| 対象年齢 | 8歳〜 |
| 発売時期 | 2022年1月 |
| 販売元 | テンデイゲームズ |
| ゲームジャンル | カードゲーム |
| デザイン | Reiner Knizia |
ゲームの目的
順番にカードを引いていき、引いたカードは一旦自分の前に置いておきます。カードはすぐには得点にならず、一周して再度自分の番が来たときに得点になります。そうして最終的に最も多くの点数を稼いだプレイヤーが勝利です。
カードは何枚でも引くことができますが、自分の前に置いてあるカードが3枚以上のときは、同じ数字のカードを引くとバーストとなり、全てのカードを失います。また、カードを引いた際に、他の人の前に同じ数字のカードがあれば、そのカードを横取りすることができます。
こうしてカードを集めていき最終得点を競います。
内容物（コンポーネント）
- だるまカード：110枚（1〜5×13枚、6〜10×9枚）
スリーブサイズ
- カードサイズ：72mm×72mm（スクエアサイズより少し大きい）
- 枚数：105枚
※74mm以上のスリーブが必要です。
ゲームの準備
110枚のカードをよく混ぜ、中央にまとめて置きます。すぐ横に捨て札置き場を作っておきます。
適当な方法でスタートプレイヤーを決定します。
ゲームの進行
手番開始時に自分の前に「予約カード」がある場合は、それらを全て裏向きにして得点カードとして脇に避けておきます。
カードに記載されている数字がそのまま得点となります。
※最初のラウンドやバーストした場合は、予約カードがないので得点はありません。
このゲームでは、引いたカードがすぐに得点にならず、1周回って再度自分の番が来たときに得点になります。
1周回るまで自分の前に置いておくカードのことを「予約カード」と言います。
山札からカードを1枚引き、「予約カード」として前に置いておきます。予約カードは数値ごとに分けて置き、枚数が分かるようにしておきます。
①カードの横取り
カードを引いた際に、同じ数字の予「約カード」を他のプレイヤーが持っていた場合、それらのカード全てを「横取り」することができます。
横取りしたカードは全て自分の「予約カード」の中に加えます。
②手番の継続と終了（バースト）
プレイヤーは、もう一度カードを引くか手番を終えるかを選択します。
自分の前に3枚以上の予約カードが有る状態で、いずれかの予約カードと同じ数字のカードを引いた場合は、予約カード全てを失い(バースト）、手番を強制終了します。
山札から最後のカードが引かれ、手番を最後まで終えたらゲーム終了です。
各プレイヤーは、獲得したカード全ての数値を合計し、最も多くの得点を稼いだプレイヤーが勝利となります。
ゲームのコツ
10点や9点など高い数字を予約カードに置いているプレイヤーに番を渡すと、一気に高得点を稼がれてしまいます。
誰かが高い数字カードを予約しているときは、バースト前提で横取りできたらラッキーくらいで考えておくのも一つです。
だるまあつめには、1〜5×13枚、6〜10×9枚のカードがあります。出たカードの枚数をある程度覚えておくことで、勝負するか否かのヒントになります。
レビュー
- 簡単ルールで、お手軽にチキンレースゲームが遊べる。
- 単なるチキンレースとは違い、カードを引き続けることで相手の妨害にもなり、メリットとデメリットのバランスが丁度いい。
- 大体一人は、無謀に引き続けてバーストしていく人がいるが、それもまた面白い。
- 高い数字のカードを一気に横取りしたときや、かなりカードを獲得していたのにバーストしたときなど、とにかく盛り上がるシーンが多い。
- ルールがシンプルでわかりやすい。
- 同じカードを3枚引くとバーストではなく、「合計3枚のカードが前にある状態で、いずれかの同じカードを引くとバースト」と、少しだけバーストのルールが分かりにくい。
- 少人数だと得点しやすく、大人数だとなかなか得点を取れないので、4人くらいがベスト。
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